2021.09.10
2006年に開港した神戸空港は、人口約150万人を有する関西の主要都市、神戸市に位置し、全国各地との国内線ネットワークを持つ空港です。 そんな神戸空港の豆知識やマニアックな情報をご紹介します!お友だちやご家族にクイズとして出題してみてくださいね。
神戸空港を離着陸する飛行機は必ず「明石海峡大橋」の上空を通らないといけないと決められています。 関西国際空港(KIX)、大阪国際空港(ITAMI)の飛行機のルートと重ならないように、そして飛行機が高い位置にあがるまでは飛ぶ音騒音が大きいため、海上を飛ぶようにと、この場所が定められています。
神戸空港から三宮まではなんとわずか8km。都心に近いため利便性も高く、ポートライナーや自動車などで気軽に利用できる空港として親しまれています。海にも山にも都心にも近い魅力たっぷりの海上空港です。
神戸空港の管制塔の高さは、36.6mです。 管制官は、飛行機の位置を把握するためにレーダーなど多くの機械を使用しますが、目を使った「視認」での確認も重要です。そのため管制塔は、空港の空を360度見渡せる高さが必要となるため、空港周辺で一番高い建物になっているのです!
神戸空港島の西岸に位置する、国内最大級のウェディングリゾートが広がっています。海と砂浜、風に揺られるヤシの木、オレンジの屋根、そして真横から飛び立つ飛行機を眺めることができるベストスポットです! 三宮や神戸空港から無料シャトルバスが運行しています。
神戸空港開港15周年を記念し、空港島へと繋がるポートアイランド東側臨港道路の愛称が「みなと空港線」と名づけられました。北埠頭駅前歩道橋(南行き)と中埠頭駅前歩道橋(北行き)にこの愛称を掲げた横断幕を設置しているので、ぜひ探してみてください♪
飛行機が離陸する時に雨が振っていると、車輪がスリップしてしまう恐れがあるので、滑走路には雨の水を排出するために、約幅6ミリの溝が一定間隔で掘られています。神戸空港の2,500mの滑走路には、飛行機が進む方向と直角に32ミリごとに掘られていて、約78,000本の溝があります。この細かい溝が飛行機やお客さまの安全を守っているんです!
神戸空港の滑走路は、長さ2,500m、幅60m。一般的な道路の幅は、約3mなので、約20車線分もあるんです!また、滑走路の横には「滑走路ショルダー」と呼ばれるエリアがあります。これは、万が一航空機が滑走路から逸れてしまっても衝撃を和らげるために草地になっている場所で、航空機の安全な運航を確保するためのエリアです。滑走路に必要な「滑走路ショルダー」は、滑走路の両脇に10mずつあるので、ここを合わせると神戸の滑走路は、幅80mもあります。
神戸空港(KOBE)・関西国際空港(KIX)・大阪国際空港(ITAMI)は3空港とも、「関西エアポートグループ」が運営しているからなんです。 2016年4月より関西エアポート株式会社がKIX・ITAMIの運営を、2018年4月より関西エアポート神戸株式会社がKOBEの運営を開始しました。ちなみにこのカラフルなロゴマーク、青色部分は安心感や快適性を、赤色部分はワクワク感を表現しており、この2つがひとつの点でバランスよく両立しているイメージを表現しているんですよ。 私たち関西エアポート株式会社は、空港も「旅の一部」と考え、空港をご利用されるお客さまに「新しい旅の体験」を創造し続けることを大切にしています。